YAPC2014参加してきた【1日目】
前夜祭に続き、YAPC2014参加してきた
雰囲気はとてもラフでperlのカンファレンスでperlの話がでてこないぞっ!
なんて環境にも慣れた1日目でした。
逆にperlだけじゃ生きていけないことを諭されているのかもしれない
クソッ、なんて高尚な人たちなんだYAPC参加者たちは
なんてことを思いつつ、参加したセッションと得られた知見をまとめていくぞい!
1日目
【セッション】インフラエンジニア(狭義)は死んだ (40 分) Satoshi Suzuki
【知見】
- ハードウェアはDC、クラウドで外に管理を任せるケースが増える
- 現在の運用しかできないエンジニアは仕事がなくなる
- 運用エンジニアは死ぬ
- 死なないためにも、運用エンジニアはコードを書けるようになるべきだ
- 書けるように勉強しよう
- 勉強会に行って仲間を増やそう
- ('ω' )三('ω')三( 'ω')
【感想】
自分のなかの運用は、何でもできる=運用のイメージが強かったので話を聞いたときは
ちょっと飲み込めなかった。そして運用じゃなくても勉強会に参加したりするのは大事
【セッション】Introducing Swift - and the Sunset of Our Culture? (40 分) Dan Kogai
【知見】
- Swiftはコンパイル言語
- geenrator,optional,operatorという便利な関数がある
- perlも組み込める
- Swiftはappleの押しつけあけど使う側はなんだか気持ちよくなってる
【感想】
_人人人人人人人人人人人_
> 気持ちよくなってる <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄
【セッション】お待たせしました。Perl で BDD を簡単に実践する最高にクールなフレームワークができました(20 分) Tokuhiro Matsuno
【知見】
- みんなが待ち望んでいたTest::Builder2の開発が中止になって困った
- もっと楽にテストを作るには自分たちで作るしかない
- Test::Kantan作った
- noteしなくても中身みれる、色つけた、TAPで結果表示
- ほかにもTest::Pretty,Test::Ikaも使ってね
【感想】
Perlでテスト書いていて、Test::hogeみたいなのが多くて困ったり、
テストの結果がみづらかったりしたのですが、そこらへんも含め使いやすそうだった
業務では導入コストがあるので使いづらいのが難点です
【セッション】Perl::Lint - Yet Another Perl Source Code Linter (40 分) Taiki Kawakami
【知見】
- そもそも文法チェックは人の作業なのか?
- 人は見落としもあるのでチェックは機械にやらせるべき
- 人はクリエイティブな仕事をするべき
- 現状のperl critic は重い、さくっとチェックさせたい
- Perl::Lintは軽くて手軽に独自のポリシーを追加できる
- contributer募集中!
【感想】
確かにperlのcriticは重い…!
しかも検査のLevelを上げて、行末のセミコロンの抜け漏れを検出したい
→他の部分で激おこ!なんてことをよく見る
軽くて独自ポリシーが入れられるLintが出来上がったらぜひ使ってみたい。
高速化はgrepをList::Util anyにかえたり、ループをC likeで書くことで実現してる模様
【セッション】Scala In Perl Company : Hatena (20 分) hakobe
【知見】
【感想】
サーバ管理ツールをどんな言語で作るかという話
Scalaがちょっときになった まる
【セッション】いろんな言語を適材適所で使おう (20 分) Kentaro Kuribayashi
【知見】
- サービス開発は時間との戦い
- ユーザの価値を最大化するにはどの言語が良いか
- 言語の選び方は、言語の特性、コミュニティ、環境
【感想】
まずは世の中にはいろんな言語があり、その特性を知っていなければいけないと感じた
また、サービス開発は開発の先のユーザの体験が最大になるように設計する必要もある
【セッション】自然言語処理を支える技術 ~要素技術とPerlの活用~ (20 分) Hideaki Ohno
【知見】
- 形態素解析器:Mecab,Kytea
- 係り受け解析機:Cabocha
- 形態素解析は、文を単語帳に登録された単語で区切り、単語の発生頻度と連結コストで分割箇所を決める
- perlは解析の前処理、後処理で利用できる
【感想】
perlが文字列処理に強い!とは聞くものの、初めてperlで形態素解析の話を聞いた
(実際には解析事態はperlではないのだけれど
解析のノウハウを伝えるセッションだったけれども、解析の中の話ははたしてビギナー向けの話なのだろうかと疑問に思ったり
そして、AIを作ろうと思っていたことを思い出した
【セッション】Mojoliciousを使ったwebアプリケーション開発 実践編 (40 分) Yoshimitsu Torii
【知見】
- Carton+mojoliciousで簡単アプリ開発
- モデル層はTenguを使う
- キャッシュを利用する場合はCache::Memcache::Fast
- コンテナを作る Object::container
- ミドルウェア PLACK::MIDDLEWARE::SESSION
- 本番環境へは XBUILD
- DEMONTOOLでプロセス生存管理
- SERVER::STRATERでホットデプロイ
【感想】
perlで本番環境アプリを一からつくるのは大変だ
と自分も思っていたので、この発表は非常に有益だった
とても実践的な内容であり、perlでアプリケーションを提供したい人は
ぜひスライドを見てほしい
合わせて見たい Mojoliciousでつくる! Webアプリ入門
【セッション】Lightning Talks Day 1(60 分) Yusuke Wada
【感想】
LTだよ!この勢いだよ!
と思わせんブリの発表だった、ネタあり、便利情報ありの一時間でした
pythonのcircusとか気になったですよよよ
YAPC2014参加してきた【前夜祭】
YAPC2014参加してきた
初参加でしたがとても楽しいカンファレンスでした
(ただしperlのお話はそんなに多くなかった!!
いろいろな知見が得られたので、メモ程度にまとめ記事書くます
前夜祭
前夜祭ではアプリケーション10連発表が行われた。
動いてるアプリケーションの開発話を聞くと自分の中の創作意欲が湧く
以下、知見
- デプロイは自動化すべき、エンジニアが労力をかける場所でない
- 属人性はなくす、だれでも数個のコマンドだけでアプリが楽しめる
- アプリを作ろるとき、作りたい物は小さく作る
- 作りたい物は1週間で作れるように設計する
- 一人pull req、セルフマージ(セルフマージって響きがエロい
- サービスは一番使ってほしいユーザを明確にする
- ユーザのこえを聞く
- サービスの擬人化を行う(窓口をtwitterにする等
以下、発表で紹介されたアプリ(追えてないものアリ
- ごみ収集カレンダー
モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか 読んだ
モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか
- 作者: ダニエル・ピンク,大前研一
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2010/07/07
- メディア: ハードカバー
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モチベーション3.0 持続する「やる気!」おいかに引き出すかを読んだ。
計画をたてても計画通りにタスクを実行できない。やる気がおきない。といった
行動に対するモチベーションのあり方とその原因や解決策が述べられている。
この手の本は実例や経験則からズラズラと文字が書いてある本が多いと思っている。(偏見
しかしながらこの本は、論文のように、過去の研究の結果を基にモチベーションのあり方を述べている。
この本では、外発的なやる気であるモチベーション2.0と自発的なやる気であるモチベーション3.0について述べられている。
外発的なやる気と内発的なやる気はサラリーマンの給料でたとえるとわかり易い。
外発的なやる気とは、与えられる給料によって発せられる給料である。努力して仕事をすればその分の給料は増え、失敗をすればその分の罰をうける。
内発的なやる気とは、いい契約を取りたい、契約をとるテクニックを高めたいという己から発せられるやる気である。
また、外発的なやる気は一時的なやる気となることが多い一方で、内発的なやる気は継続したやる気につながり易い。
この本では、以下にして内発的なやる気(モチベーション3.0)を引き出すかについて述べられている。(フローテストやモチベーションポスターなど!
やる気を出す側、やる気を出させる側の両方から読んでみるといい本であると感じた。
特に人を動かす立場の人は読んでみてはいかがだろうか。